NT倍率とは日経平均/TOPIXの比率です

倍率が高ければ外需中心、低ければ内需中心相場を示している

NT倍率とは、日経平均/TOPIXの比率です

NT倍率とは、日経平均をTOPIXで割った指数です。
日経平均は値がさ株中心のハイテク輸出株の影響が大きい、日本を代表する銘柄。
TOPIXは東証一部の時価総額で計算される、日経平均よりもより市場全体を示す指数。
どちらかというと銀行など内需株の影響が大きい。

つまり、NT倍率が高いと、輸出の方が内需よりも強い。
逆にNT倍率が低いと、内需の方が輸出よりも強いことを示す。

NT倍率の過去推移と投資手法

2000年以前は13倍あたりで推移していたが、
2001年以降は10倍を中心に9〜11倍なかば程度で推移している。

2005年の上昇時にはNT倍率は下がっており、
郵政解散後に日本の景気回復が期待され内需株が買われたことを示している。

一方、リーマンショック後の2009年からの上昇は、
低迷する日本に対し新興国中心に外需が高まり、
輸出株が買われたことを示している。

投資手法については、NT倍率の方向性を予測して
「日経買いのTOPIX売り」などのさや取りもある。
ただ比率は変化するものの、日経平均とTOPIXの値動きの方向はほぼ同じなので、
大きなロットを入れる必要があり、個人でやっている人は少ないかもしれない。

結局、「外需が強ければNT倍率は上がり、内需が強ければNT倍率は下がる」
ということを示している。