PERは1株利益、PBRは企業の解散価値を示します

ファンダメンタルズ分析で企業の真の価値を探ります

「企業の真の価値・実態」を探るのがファンダメンタルズ分析です

ここでは、株式投資における投資判断の基本をお伝えします。投資判断は、ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析に分けることができます。

ファンダメンタルズ分析とは、企業価値を分析して、将来上昇すると予測できる株式に投資をする手法です。直訳をすると、「基礎的な条件」と訳すことができ、「企業実態」を示すことが多いようです。

優良な企業、強い会社は将来においても利益を継続的に出すことができます。その結果、株価も上昇すると考えられます。そうした株を買えば、投資家も利益を上げることができます。

「PER」「PBR」はファンダメンタルズ分析の基本です

そのためには、企業分析から優良で強い会社を発見することが重要です。その手段が、ファンダメンタルズ分析です。その手法は様々ですが、ここでは基本手法を2つお伝えします。

PER(株価収益率)とPBR(株価純資産倍率)です。いずれも、割安な株見つけることが目的です。株式市場はすべて効率的ではありません。本来1000円の価値がある株が100円で売っていることがあります。しかし、株式市場は長期的には効率的になると考えられています。つまり、本来の1000円の価格に戻ると考えられます。

もし、本来1000円の価値があるのに100円で売られている株があったらどうしますか?

当然、買いますよね。割安な株を見つけ、投資する。これは、投資の神様ウォーレン・バフェットも好む手法で、バリュー投資などと呼ばれています。その発見手法が、PERとPBRです。

まず、PERとは、「株価/1株利益」で計算されます。1株利益とは、当期利益を1株あたりに割ったものです。例えば、1株利益が100円で株価が1000円ならば、PERは10倍となります。1株利益が20円で株価が1000円ならば、PERは50倍ですね。

一般的には、PERが20倍程度であれば適正。10倍以下ならば割安。50倍を超えるようであれば、割高と考えられています。ただ、新興市場など新しい会社で将来の利益が大きくなるだろうと考えられている会社は、PERが大きくなる傾向があります。

次に、PBRとは、「株価/1株株主資本」で計算されます。1株株主資本とは、会社の解散価値です。簡単に言えば、会社が解散した場合、株主に返還される資産のこと。例えば、1株株主資本が100円で株価が100円ならば、PBRは1倍となります。1株株主資本が80円で株価が100円ならば、 PBRは0.8倍です。

一般的には、PBRが1倍以上であれば適正。1倍以下の場合、割安と考えられます。

言葉で説明すると難しく感じますが、ネット証券では簡単に調べることができます。自動的に計算して表示してくれているからです。

PERとPBR