中国株投資とは香港、上海、深セン市場の株に投資をすることです

上海総合指数やハンセン指数が代表的な株価指数です

中国株投資とは、香港、上海、深セン3つの市場への投資です

中国株への投資の大枠は、香港、上海、深セン3つの市場へ投資をすることです。以下の表でまとめ、次に解説をしています。以下の表の取引時間は日本時間です。リンク先はページ下部の説明に飛びます。

市場(取引時間や指数も)分類登記地日本人の取引 取引通貨値幅制限
中国本土市場
10:30〜12:30
14:00〜16:00
上海市場
上海総合指数
A株 中国本土 - 人民元 ±10%
STは±5%
B株 可能 米ドル
深セン市場 A株 - 人民元
B株 可能 香港ドル
香港市場
10:30〜13:30
15:30〜17:00
ハンセン指数
メインボード H株 可能 なし
レッドチップ 香港その他 可能
P株ほか 可能
GEM H株 中国本土 可能
レッドチップ 香港その他 可能
P株ほか 可能

中国株(香港、上海、深セン市場)の解説

少しややこしいですが、中国株への投資はまず、「中国本土の市場」と「香港の市場」に分かれます。前者はさらに「上海市場」と「深セン市場」に分かれます。後者は「メインボード」と「GEM」に分かれます。さらに、「上海市場」と「深セン市場」は「A株」と「B株」に分かれます。「メインボード」と「GEM」は、「H株」と「レッドチップ」、「その他」に分かれます。

日本人が投資できないのは上海市場と深セン市場に上場しているA株だけで、その他の上場中国企業には投資ができます。

2009年の時価総額で世界第2位のペトロチャイナ(石油・天然ガス)、5位のチャイナ・モバイル(通信)は香港証券市場に、4位の中国工商銀行(銀行)は香港証券取引所と上海証券取引所に上場しています。つまり詳細に分類してきましたが、(まあ大ざっぱにいえば)香港市場で売買すればたいていの中国株に投資ができます。

中国株(香港、上海、深セン市場)の用語解説

A株は「中国人だけ」が投資できます。B株は「中国人も外人(中国人以外)も」投資できます。「メインボード」は日本株で例えれば、東証一部。「GEM」はマザーズ、あるいはアジア版ナスダックです。

ST株とは、2年連続赤字決算の企業で通常の株より倒産リスクが高い株式です。「*ST」と表記されると、より上場廃止に近い銘柄とされています。ただ投機的な売買でボラが拡大することもあるので、低位のボロ株・クズ株に似ています。なお、香港株は値幅制限がありません。

H株」は中国で登記された中国企業で本土のA株に上場しているものも多く、香港市場で海外の資金を調達しています。電力や鉄鋼など重厚長大型の国有企業が多いのが特徴です。なお、Hは「Hong Kong」の頭文字です。

レッドチップ(Red Chips stocks)」も中国本土の政府が経営や資本に参加していますが、会社登記が中国本土でない企業です。通信やテクノロジー関連の会社が多いことが特徴です。なお「レッドチップ」の名称は、優良株を意味する「ブルーチップ」と、中国共産党のカラーであるレッド(赤)との語呂合わせです。

P株ほか」は、H株やレッドチップと異なり政府の関与が薄い、いわゆる民間資本の民間企業です。P株は「Private Enterprise」のことです。

各市場には代表的な指数(日本でいえば、日経平均株価のようなもの)があります。上海総合指数は上海市場で最も代表的な株価指数で、日本の株式市場にも影響を与えます。ハンセン指数は香港市場の代表的な株価指数です。

中国株の株価指数は基本的には上記2つを抑えておけばいいですが、細かい分類による指数もあります。大陸市場の上海A株指数、上海B株指数、上海180、上海50、深センA株指数、深センB株指数。香港では、香港H株指数、レッドチップ指数、GEM指数などです。